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海バカ日記
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2007.07.26
『黄金の日々』23日よりスタート!!
みなさん、おはようございます。 もう23日頃から完全なべた凪が続いている慶良間諸島。下曽根でも水面が湖のようです。昨日一昨日は光も強く1年中でも最高に明るい海底景観が楽しめました。まさに黄金の日々です。 ウミウシに興味を持ってからずーっとボブさんとの出逢いを待ち続けていたBP。ついに7/20あるポイントにて常連の女王様の発見により出逢うことができました。女王様ありがとう。先週末はお客さんが多くほとんど撮影はしていませんでしたがこのボブさんだけはちゃんと撮りました。『出逢いを念じていればいつかは逢える!』と思って今まで数々の生物と出逢ってきました。逢いたいとおもって探すことは良いことです。 ボブさんを撮影して後でわかったことですがこの赤色のカイメンにカムフラージュしているウミウシが映っている写真がありました。進化の妙ですね。本当に野生生物の進化は凄い。 内湾環境のサンゴの中でペアで生息しているタスジコバンハゼです。特徴となる目の後ろから続くたくさんの美しい横筋模様を撮影することがポイントになります。みなさんがお持ちの現在の最新機種ですとこの横筋模様が驚くほど綺麗に出て写真を見たら『ウォー凄い』ってうなってしまいます。見たい方、撮影したい方は是非リクエストしてください。
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2007.07.19
スジハナダイ35mで出現!!
みなさん、お疲れ様です。 梅雨前線が南下してきたため南西の風が強まってしまった慶良間諸島。ハーリーの練習が夕方毎日始まりますます忙しくなったBP。 これは7月にはいってからすぐにあるポイントの35mで発見したスジハナダイ成魚!!動かない日はカメラを持っていなくってカメラを持っているときはとっても動きが活発で撮影が困難になっています。今日はちょっとだけ動きがありましたのでピンボケやフレームアウトだったりでこのような作品になりました。 あ~、近すぎだぁ!今度逢いに行ったときはしっかりと撮影してきます。それにしても綺麗だなぁ。簡単に見ることが出来ますので見たい方はリクエストしてください。
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2007.07.17
ナカモトさんに逢いに行こう!
みなさん、お疲れ様です。 少しまだうねりが残っている慶良間諸島。透明度も思ったほどひどくはないです。浅場のサンゴはちょっとダメージがあるところもありました。 今日は3本ともお客さん1人だけでした。ポイントは3本とも完全BPオリジナルポイントです。 新ポイントでは台風直前にコブシメ4個体が見れました。オス同士のメスの奪い合いのケンカが迫力でした。今回(今日)は深場の調査を名古屋からお越しのポン君としました。イソマグロのクリーニングポイントも発見しました。巨大オニカマスと超巨大マダラエイにも遭遇!マダラエイには昨日も逢いました。7月にはいってからよく遭遇しています。魚類をはじめ小物生物の調査の収穫も大きくここはこれからかなり可能性を秘めた注目のポイントになりそうです。 これは昨日の1本目に視界不良を覚悟でAさんのリクエストであるナカモトさんに逢いに行ってきました。BPは初めてカメラが曇ってしまいこんなしょぼい写真になってしまいました。でもいつ見てもペアのナカモトさんは会話をしているようでかわいいんだ。 昨日の写真がダメだからちょっと前に撮影したものです。少人数のときにリクエストがあればナカモトさんに逢いにいきます。是非ともナカモトさんにひと目逢いたい人はリクエストしてください。 これは今日水面休息時間に無人島に上陸してカメの産卵状況を見に行ってきました。台風の高潮があったにもかかわらずカメの足跡は残っていました。6~7個体がこの浜に上陸したカメの足跡がわかりますか?写真には二筋の足跡があるのわかりますか?二筋で行きと帰りです。ある一定期間の砂の温度でオスメスが決まるってみなさん知っていましたか?
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2007.07.14
ナイトダイビングのススメ!
みなさん、お疲れ様です。 台風4号は思ったほど強烈ではなかったですが、過去の記憶からすると7月に来た台風では強くて大型であると思います。13日の朝8時過ぎに慶良間諸島が台風4号の目に入りました。つまりまともに直撃したということです。13日1時頃から13時頃まで停電にもなりました。ガスは電池によって着火するため停電でも使えるのが嬉しかったです。冷蔵庫を開けることが出来ないのが辛いですなぁ。13日はひたすら耐えるという感じでした。夜はトゥーラトゥ社長に呼ばれてまたもや晩御飯をご馳走になってそのまま夜1時までは飲みました。 今日14日は台風の影響で新港ターミナル付近の道路に砂と石が大量に降り積もり部落民総出でスコップを持って砂と石を撤去しました。船はまだ風が強く海に降ろせない状態でロープを解いて明日の朝に下ろせるように準備しました。 今日は写真を撮っていないので過去の写真から紹介します。 6/24ナイトダイビングにて撮影。カモハラギンポygがソフトコーラルに包まれて眠っているところを撮影しました。ふわふわしていて気持ち良さそうなベットでした。動かないから写真が苦手な方でも容易に撮影できますよ。是非ともナイトダイビングをリクエストしてください。 同じく6/24ナイトダイビングにて撮影。枝サンゴ大好きなテングカワハギです。これはカモハラギンポygのベットとは違ってアナサンゴモドキ(カエンサンゴ)という人間には痛いサンゴのベットで眠っていました。う~ん、よく痛くないなぁ。動かないし最短まで近寄っても大丈夫だし色が綺麗に出ますよ。イチデジだと細胞の一つ一つまでもが映るように綺麗です。写真はBPの5年前の骨董品デジカメで撮影です。余談ですがテングカワハギのオスメスは腹部の模様によって見分けることが出来ます。これ以外と知らない人が多いんですよね。フィッシュウォッチングは普通種を極めていないと語れません。最近はレア物ばっかりが注目されて普通種を観察することを忘れてしまっている傾向にあり、それはBP自身ももっと普通種の知られざる魅力をお伝えしなければと思います。 最近オープンしたアムロ東に生息するヒレナガネジリンボウのヒレミジカ(短)ネジリンボウ君。 かわいそうになぜあのスタイリッシュ長い背ヒレがこうも短くなってしまったのか?エソに襲われて背ビレを食いちぎられたのか?この背ビレは再生して伸びてゆくものなのか?観察したいです。もっとちゃんと探せばヒレが長い個体もいるでしょう。 では明日から潜る予定です。
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2007.07.12
台風4号慶良間直撃!!
みなさん、お疲れ様です。 現在、沖縄地方に大型で非常に強い台風4号が接近しています。予想進路図で見ると慶良間諸島は直撃で台風の目にも入る可能性があります。この台風4号は数年前に宮古島を襲った猛烈な台風並みといわれています。通過中の最大瞬間風速は70mの予報が出ています。ホッタテ小屋が崩壊しないかBPとしてはとっても心配です。ちょうど大潮に当たっているため船上げ場の一番海側ラインに陸揚げしているBPの太悟丸はかなり強い波の影響を受けるので心配です。もうこの書き込みをしている最中も猛烈な風雨が吹いています。今夜遅くに慶良間諸島も暴風域に入る予想です。 今日は台風4号の接近に伴い、昨日船上げした太悟丸の台風対策をやりました。時折雨が降りみんな船主はずぶ濡れになって作業しました。シャフト船の船体のラインは波に強く設計されていてよく出来ているなぁ、と感心します。ちょっと波があっても久場島に渡るためにシャフト船を購入しました。大混雑の内海ポイントにはお客さんのリクエストがあったときや3本の組み合わせで海底環境のバランスを取るために行くことはありますがたまにしか潜りません。 本日17時頃トゥーラトゥから撮影した前浜サクバル方面の景観です。かなり波が高まっているのがわかるでしょうか?あー、たくさんある隠しネタ小物生物たちが死んでしまって消えてしまいませんように、とBPは祈ります。サンゴへのダメージも心配です。BPのオリジナルポイントのコーラルウェイのサンゴが最も心配です。今年の夏の大潮はコーラルウェイに行きまくる予定なのになぁ。サンゴに大きな被害がないことを祈ります。 同じくトゥーラトゥから撮影した前浜ゲルマ島側の景観です。こんなことをしていたらトゥーラトゥ社長に晩御飯をご馳走になってしまいました。カツオのたたきが最高に美味しかった~。ヒデキ君が作った鳥のから揚げはやばいくらい美味しかった。 今回の台風の影響でキャンセルすることになってしまったたくさんのお客様たちは本当にかわいそうでした。黄金の日々を味わいにこの日程を予約されたと思うのですがBPとしても残念です。これに懲りずにリベンジしてくださるようにお願い致します。 例年と比べると8月はお盆以外は空いているし、9月なんかぜんぜん予約がありません。8~9~10月のご予約を承っております。連絡お待ちしております。 明日は台風4号が再接近するので停電になりブログの更新が出来なかったり、電話がつながらない可能性があります。携帯への電話はつながるとは思いますが手短にお願いいたします。(バッテリーがなくなってしまうからです。)
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2007.07.08
みんなの願い!
みなさん、おはようございます。 昨日はオープンしてから初の安室東(ウフタマ)に行ってきました。するとヤシャハゼがウジャウジャいてお客さん8名全員がMyヤシャハゼをゲットしてじっくりと撮影観察をすることが出来ました。BPもブリーフィングで言っていたヒレナガネジリンボウを先にお客さんに発見されたことはちょっと悔しかったですが見れて良かったです。あの浅さでネジリンボウが見れるのは貴重ですからね。しばらく潜っていなかったマジャの浜にも最近潜りました。キンメモドキが雲海のように群れていて綺麗でしたよ。ここはある珍しいとされているスズメダイが普通にいたりするから面白いですね。 写真は昨日撮影したアオサハギygです。超キュートでかわいいのでBPは大好きです。毎年確認していますが今年はアオサハギygの当たり年でかなりいろいろなポイントで発見しています。全身が顔って感じで動きも表情もどれをとってもかわいいです。是非ともみなさんアオサハギygに逢いに来てください。 昨日は七夕。ログ付け後にみんな一人ひとりの願い事を短冊に書いてBPが夕方山に入って取ってきた竹笹?に飾り付けました。みんないろいろな思いを短冊にこめました。みんなの願い事がかないますように! 夜は満天の星空が七夕の夜を演出してくれました。
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2007.07.07
まさに癒しの風景!
みなさん、おはようございます。 連日昼間は気温32~33度まで上昇しています。毎日晴れていますが南風がまだやみません。真の黄金の日々はいつになることやら。 先日ブイを設置した『安室東(ウフタマ)』もオープンして潜れるようになりました。ヒレナガネジリンボウが浅所で見れるしBPも行ってみようと思います。 しょぼい写真はオキナワハゼ属の一種。クラウンゴビーと同種かどうかは精査が必要です。BPオリジナルポイントで見れます。北浜やアマビーチ前にも生息しています。ホムラハゼに似て胸ヒレでピョコタン歩きをするのがかわいいです。 有名な共通ポイントに生息するハナヒゲウツボです。たまに引越ししていますが顔を出す箇所はいくつもおさえているのでそこをチェックしていくとたいがい見れます。男岩のハナヒゲがいなくなってしまったのでこれは貴重ですね。見たい方はリクエストしてください。 北浜オアシスとBPが呼んでいるポイントです。砂地に映る水面の揺らめき、光に照らされて輝くデバスズメダイの群がとっても美しい。いまはデバスズメのygの群が綺麗ですよ。写真に映っている細かいやつは全てygです。大きいのは成魚。ygは成魚よりも色が濃く輝きがあり素晴らしく綺麗。写真はまさに癒しの風景ですね。皆さんも癒しに来て下さい。
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2007.07.04
コーラルウェイのサンゴ元気いっぱい!!
みなさん、おはようございます。 朝からクマゼミが鳴り響き、強い日差しが照りつける慶良間諸島阿嘉島。連日晴れています。強い日差しのお陰で海底風景は輝きを増しています。素晴らしい絶景シーンの数々をお見せしています。 昨日は運瀬に行ってきました。南風があともう少しおさまれば下曽根にいけますがいけないので運瀬とBPオリジナルポイントで大物は見ています。昨日はギンガメアジの群に2つ遭遇してお客さんたちも大満足でした。1個目の群は写真の群です。映っていない右側にも群が続いています。2回目には流していると目の前にギンガメの群にぶつかるように遭遇して圧巻でした。 深い方では1mオーバーの超特大ロウニンアジが真っ黒い体色になってナンヨウツバメウオとアカククリ混合の群をけ散らすような行動も目撃しました。 7/2に行ったポイント名『キャニオン』の2m級のウミウチワです。ここはダイナミックな地形と種類豊富なヤギ類の群生風景が見事です。他のショップも潜らないためサンゴやイソバナ、ウミウチワはどこも折れていなく美しい原始のままの風景が残っています。ピグミーシーホースも25mと言う浅所で3個体も見れます!この日は2m近い巨大なマダラエイがウミウチワの群生地帯にやってきてみんなを驚かせてくれました。 写真はコーラルウェイのサンゴの写真です。カメラのドームポートガラス面に大きな傷が入ってしまったため、ワイド撮影をするとこの傷が映りこんでしまってこの有様です。でもサンゴが元気なのはわかってもらえますか?ここもBPだけしか潜らないサンゴが非常に美しいオリジナルポイントです。絶対の民宿で一緒になったほかのショップのお客さんに場所を言わないで下さいね。大潮のときは湖のように静かな水面にサンゴが反射して映り、水面反射の芸術シーンが楽しめます。サンゴのポイントが激減している今、コーラルウェイは大変貴重なポイントです。みなさんリクエストしてください。 写真もコーラルウェイです。枝先と水面まではなんと25cmしかありません。水面に浮いて撮影しました。エダサンゴが水面近くまで生えているようなポイントも今では珍しいです。ここはテーブルサンゴの傘下をくぐることが出来るところもあります。BPの個人的活動の成果もありますがオニヒトデから奇跡的に守られたことが神様に感謝です。 さて先日BPがテレビに出たようですね。多くのお客さんやもうしばらくBPに来ていない懐かしいお客さんなどからも連絡がありとっても嬉しかったです。皆さん連絡をくれてありがとう。あれはやらせですか?と言う質問がありましたがやらせではありません。アマビーチ前(座間味港の隣)に潜ろうとお客さんを1人乗せて出港しようとしていたら7~8名のテレビ局の方々が来て『座間味に行きたいのですが?』ときかれて『今からその方面に行くので乗っていってください。』とBPは答えただけです。 では今日も3DIVEガイドします。行ってきます!
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2007.07.01
カーチバイ(夏至南風)次第におさまる!
みなさん、お疲れ様です。 至南カーチバイ(夏風)も弱まってきてそろそろ1年中で最も海が美しくてべた凪の『黄金の日々』に突入しそうです。久場、屋嘉比方面にはほぼ毎日潜っています。 今日は4本ガイドしてから長い期間閉鎖していた安室東(ウフタマ)を近日中に開けるためダイビング協会のメンバー4名とブイを設置しに行ってきました。安室東(ウフタマ)には北浜(ニシハマ)と同様に4箇所のブイを設置します。BPたちはそのウチの2個を設置してきました。北浜同様に保全しながら潜っていきたいと思います。5本潜ってホッタテ小屋に帰ってきたのは7時20分でした。多忙のためBPはやせてきました。さすがにご飯を食べてまんぷく時でも63キロしかなくなってしまいました。トゥーラトゥ社長もウォーキングとジョギングを頑張っていてちょっとやせてきました。 今日の1本目は運瀬。ギンガメアジは10個体ほどしか見れませんでしたが写真のアカククリの群が素晴らしくまとまっていて綺麗でした。ここはときには100匹近いナンヨウツバメウオが大群で出現します!今日も数個体は見れました。 2本目は誰も来ないオリジナルポイントでじっくりと宝探しダイビング。マジャが誰もが潜るようになってしまったためもっと面白いポイントをもう2年以上前からガイドしています。写真はコブシメのyg。かわいいですよ。藻場には良く隠れることがあり砂地に体半分潜っているときがあります。 写真はモンツキカエルウオのモンちゃんです。モンちゃんは今では誰もが知っている久場島のものではありません。ここは久場島のところよりも個体数が多くしかも他のカエルウオ、ギンポ類がたくさん生息していてマクロ派をうならせています。写真を見ておわかりでしょうか?穴の内壁には卵がいっぱい産み付けてあって成熟してきているために銀色にキラキラと輝いていました。見たい方はリクエストしてください。
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