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みなさん、こんばんは。
快晴べた凪のケラマ諸島阿嘉島。
14日に風が弱まり、そのままずっと静かなべた凪が続いております。
今シーズン初まって1回目の黄金の日々です。
15日~本日18日までのログを記します。
見れたワイド風景は、リュウキュウキッカサンゴの群生にアサドスズメダイが群れる風景、
ポリプ満開のイソバナの群生水路の美しい風景、
メタリックブルーのグルクンの大行列風景、
美しい霧に包まれるギンユゴイの玉状群風景、
枝サンゴの上でコブシメ(メス)が1個ずつ産卵する風景を時間をかけて観察撮影←この時、3mくらい離れて巨大なオスがじっと見守っていました。
旬のコブシメの産卵をクジラの歌声を聴きながら見れるのは最高の贅沢です。
枝サンゴはすでに卵でいっぱいで、おそらく他の個体がすでに産んだ卵だと推測。
ポリプ満開のイソバナとアオサンゴの混成にキンギョハナダイが群れる美しい風景、
海底一面を埋め尽くす絶景のサンゴ礁風景、ポリプ満開の色彩豊かなトゲトサカの大群生風景、
洞窟内に差し込む美しい光線風景、などなどです。
見れた大物は、タイマイ2個体、コブシメの産卵2個体、ロウニンアジ2個体←前回のポイントと同じです。ここグルクンがスゴイ多い!!
イソマグロ2個体+15個体+1個体+25個体、巨大アオチビキのペア、アオウミガメ6個体、ネムリブカ5個体。
あと忘れてはいけないのが毎日のように親子クジラと移動中に出会っております。
15日は見れませんでしたが16日、17日、18日と連日出会えております。
母クジラが子クジラに寄り添っていて愛情を感じることが出来ます。
おそらく例年通り21日の時化が終わった後は個体数が激減すると思います。
見れたマクロ生物はゲストさんがワイド派だったので少ないです。
キンチャクガニ、アカメハゼ複数個体、ナデシコカクレエビ複数個体、アマミスズメダイyg複数個体、美しいオトヒメウミウシ、
バサラカクレエビ(レモン色)、バブルコーラルシュリンプ、アナモリチュウコシオリエビ、極小ハナゴンベyg、マツバギンポ、
ハダカコケギンポ(褐色とブラック)、モンツキカエルウオ、テンクロスジギンポ、他は普通種ウミウシいろいろ見れました。
水温は21.4~22.0度。
北側で透明度がちょっと良くなってきたポイントも出てきました。
あと3/6営業スタート時からずっと流れ藻が見られております。
この流れ藻に付いているハナオコゼが稀に着底しているのが1年に1~2個体見られることがあります。
今年も会えるか?探してみましょう!!
もうそろそろいろいろなポイントにいろいろな幼魚やマクロ生物が加入し始めます。
只今いろいろなポイントをガイドしながら調査中です。
GWまでにはかなりデータがそろうと思います。
11/7撮影、可愛いミカドチョウチョウウオygです。
昨年はミカドチョウチョウウオygが多くのポイントで個体数も多く確認することが出来ました。
今シーズンも会えますように。
10/3撮影、オリジナルポイントのコーラルウェイにて。
素晴らしいサンゴ礁と水面に反射する色彩美を楽しんでいただきました。
べた凪もそろそろ終わりそうです。
20日午後から21日は海が時化そうです。
これだけ長いこと静かだったし良しとしよう。
明日は久々にダイビングのお仕事がお休みです。
ダイビングはお休みでもやらなければいけないことが山積みです。
一つずつ片付けられるように明日も頑張ります。