みなさん、お疲れ様です。
昨日は朝8時港集合、BPを含めて17名で奥武島と久場島の神様までの道をあける作業をしてきました。最初に奥武島に4名下ろして、BPは太悟丸を久場島へ走らせました。最初から崖登りしながらの灌木切り、アダンの木切り、草刈りの作業。本来毎年行われる行事ですが諸事情によりコース全体のほとんどが3年ぶりのため草木がものすごいおい茂っていました。草刈り作業ではなく木切り作業である。コースの一部は8年ぶりでついに正式な道がほぼ開通したとみています。途中、2時頃にお昼ご飯を食べましたがその頃にはみんなヘトヘトでした。無風で快晴だったため気温が高く持参してきた水がなくなる人が数名いたりで後半は過酷な道のりでした。ようやく頂上にたどり着くと阿嘉島などの慶良間諸島を見下ろして見る絶景に感動。久場島は慶良間で最も高い島で標高270m。海の神様の周囲を草刈りして線香を立てて全員で手を合わせて拝み、日ごろからお世話になっている感謝の気持ちを念じました。
下山前に久場島の頂上近くにある湧水の場所へ行き、ここでも全員で手を合わせて拝みました。昔、銅を採掘した千人もの人々には神聖な場所だったことでしょう。
登りは8時間もかかったのに下山はたったの40分。ゴムボートを漕いで17名全員が太悟丸に乗り移り、奥武島の4名をピックアップして阿嘉港へ。途中夕日が久場島の北側に顔を出したら、みんな疲れているにもかかわらず携帯やコンデジで撮影していました。ようやく島に寄港したのは夜7時頃でした。重労働の後だったため区長さんがご馳走してくれたビールは最高に美味しく感じました。
3分の一を超えたくらいでしょうか?燃料3回分以上チェーンソウで灌木やアダンの木を切り倒してきたため腕はパンパンになり、汗でぐしょぐしょのBP。滅多にブログに自分が登場することはありませんがお隣のマリンスポーツあかのオーナーがBPのカメラで撮ってくれました。
2時頃何も日陰がない急斜面でみんなでお昼ご飯を食べました。食べ終わるとオケアノスのモリヤマさん(右)がこんにゃく畑をくれました。初参加のヨナミネハウスオーナー(左)もかなりばてていました。
モリヤマさんに北浜のエビについて質問するとやはり正体はオキノスジエビでした。さすがモリヤマさん、奥野先生にメールする手間が省けました。
頂上には石とブロックとモルタルで作られた拝所があります。
昔は青年たちが草刈りをした後、ノロのオバアが頂上の拝所まで登り拝んだそうです。青年がおんぶしたという話もあります。今はノロのオバアは登らなくなりましたが数々の神事伝統行事が続いている神の島である阿嘉島に住んでいることを誇りに思います。
阿嘉島と奥武島と久場島は強い結びつきがあるのです。
今日はゴビーズのオーナーやスタッフのみなさんと一緒に外洋のポイントに保全活動に行ってきました。4名で76個体のオニヒトデを採取しました。明日も行くかもしれません。頑張ります。