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海バカ日記
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2022.06.08
本格的な梅雨が続く!!

みなさん、こんばんは。
べた凪の海に梅雨空の慶良間諸島阿嘉島。

更新が久々になってしまいごめんなさい。

今シーズンも毎日潜り続けておりますが6/6~8がご予約がなくお休みになりました。
窒素を抜きながら事務作業や船のメンテナンスなどを実施。

今年の梅雨は記録的な雨量の梅雨です。
久場島の落水の崎では例年よりも滝が多く見られております。

最近見れて面白かったログをかなり抜粋して記します。
見れたワイド風景は、コクテンカタギの群れ風景、グルクンの大群に包まれる至福の風景、
全長30m高さ3mに及ぶ壮大なキンメモドキの大群風景←これはホント凄いです!!
産卵行動とオス同士のケンカが繰り広げられるコブシメ10個体のドラマ風景←さすがに最近コブシメ少なくなってきました、
キイロチヂミトサカとトゲトサカなどが群生する壁面にキンメモドキの大群が群れる風景、
海底を埋め尽くす絶景のサンゴ礁風景にキホシスズメダイygの大群が舞う風景、

見れた大物は、イソマグロの群れ平均30個体、ナンヨウカイワリの群れ、カスミアジの群れ、巨大アカウミガメ3回遭遇!!
全長3m50cmほどの巨大オナガエイが砂をかぶって眠っていましたが、近づいて見ていたらドバーっと泳ぎだし迫力!!
大型のナポレオンのペア、巨大オニカマス←じー-っとホバーリング、大型のメジロザメの一種?←下曽根にて
大型のロウニンアジ5個体のクリーニングシーン!!←ここは当たるとスゴイ!!、大型のサワラ、
巨大マダラエイが僕の左腕をかすめて後ろから通過しました!!←お客さんたちはみんな後ろから見ていて僕はビックリ!!(笑)
ネムリブカは複数個体、大型のモヨウフグとケショウフグも3個体ずつ見れました、
アオウミガメは数えきれないほど見れました、他いろいろ見れました。

見れたマクロ生物は、ピグミーシードラゴンのペア健在←3/11からずっと同じ場所で仲良く暮らしています。
ユリタツノコ2個体ポントヒーシーホース、ゴルゴニアンシーホース
カクレタツノコを最近発見!!しかも最浅記録!!浅いからじっくりたっぷり撮影できます。
ヒメアオギハゼygの群れを発見!!←これでヒメアオギハゼの生息地は2ヵ所になりました。
樹状皮弁をモジャモジャが生えているカエルアンコウyg(朱色)←もしやヘアリーフロッグフィッシュygなのか??
ヒメヒラタカエルアンコウも発見!!←ガレ場に見事にカムフラージュしています!!
メンコヒシガニ、シムランス:藻の破片にカムフラージュしているエビ、マルミカクレモエビ、アザミカクレモエビ、
名前がわからない不明種のエビ、テッポウエビの一種、ハナヒゲウツボ成魚とyg、ミヤコキセンスズメダイyg、
ミヤケテグリyg12mm、テイラーズファイルフィッシュyg複数個体、ヤシャハゼ、ジョーフィッシュ、
多種多様なウミウシたちいろいろ←まだまだ見れております。
コガシラベラyg2個体とシラタキベラダマシygが一緒にいるところが良かったです。
稀少種のシラタキベラダマシygは自分が捕食される確率を減らすためにそっくりさんのコガシラベラygにくっついて
危ない幼魚時代を乗り切るのでしょう。
マクロは他にもいろいろ見れましたが書ききれません。

サンゴの産卵は1個しか見ることが出来ませんでした。
ウスエダミドリイシよりも先に22時台に産卵する他のミドリイシサンゴ類が産卵してしまったり、
嵐の日に産卵してしまったりしたからです。
これからは確率が高いと見込んだ3日間を実際に見に行く方が確実だと判断しています。

水温は少し上昇して23.4~24.6度。
ポイントによって水温にばらつきがありますが、これは上昇するときによくある現象です。
そろそろ25度を超えるかもなぁ~。


4月に遭遇した大型のオオセ。
アゴ周りの皮弁、ヒレの形、唐草迷彩色の模様、どれをとっても素敵でテンションが上がるサメです。
じっとしていてくれるので撮影もしやすいです。
真冬から春にかけて外洋に面したポイントにて出現します。


オウゴチョウイソハゼが美しい紫色のカイメンのところをテリトリーにして暮らしていました。
綺麗なイソハゼなのでハゼ好きの方にはオススメです。

さて明日からガイド再開です。
休養も取れたので頑張ります。



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