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海バカ日記
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2021.08.18
海が静かに安定しております!!

みなさん、こんばんは。
本日は時々小雨が降る曇天のケラマ諸島阿嘉島。
海はべた凪でどこでも潜れる状況です。
だけど16日午後から18日いっぱいまでご予約を頂いていた大学生の潜水部がキャンセルになりこの2日間と半日はお休みとなりました。
直子とシュノーケリングに行ったり、一人で撮影に出かけたり、事務作業したりして過ごしました。

以下に12日から16日午前中のログの抜粋を記します。
見れた風景はキンメモドキとスカシテンジクダイの大群風景、見渡す限り一面のカスミチョウチョウウオの群舞風景、
海底を埋め尽くすテーブルサンゴ、枝サンゴ、ミドリイシサンゴ類の大群生にノコギリダイが群れる風景、
暗い洞窟内に数条の光線が降り注ぐ神秘的な風景、どこまでも湧き上がり続く圧巻のグルクンの大行列群風景、
ポリプ満開のイソバナの群生にアカククリ8個体が整列する風景、
暗い洞窟から見る出口のブルーとホバーリングするアカマツカサの群れシルエット風景、
海一面にグルクンygの大群が埋め尽くす豊饒の海風景、
リュウキュウキッカサンゴの上にハナゴイとアサドスズメダイ、オキナワスズメダイが群れる風景、
などなど他いろいろな風景が楽しめました。

見れた大物は、大型のホシカイワリ7個体+1個体、イソマグロ3個体+2個体+2個体、大型のロウニンアジ、アオウミガメ合計6、
タイマイ1個体、スマガツオ12個体、ツムブリ6個体、インドカイワリ2個体、ニジョウサバ3個体、以上です。

見れたマクロ生物は、ミカヅキコモンエビ3個体、アワイロコバンハゼ、卵を守っているモンツキカエルウオ(数個体確認)、
ハナミノカサゴyg、ムナテンベラyg、タテジマキンチャクダイyg2個体、ベンケイハゼyg、
イッサイウミコチョウ3個体←そのうち2個体はくっついて交接中、コンゴウフグyg約15mm←海藻に寄り添っておりますが最近は
成長したせいかよく泳ぐようになりました!!、オドリカクレエビ、ヒラツノモエビ、ナンヨウハギyg2個体、ダルマハゼ極小yg(約5mm)
、アカネダルマハゼ極小yg(5~6mm)、ミヤケテグリyg、ウミウシカクレエビ、ナマコマルガザミ、ホシテンス極小yg、
タスジキヌハダウミウシ、バブルコーラルシュリンプ、タツノハトコ、などなど他いろいろ見れました。
砂地でイッサイウミコチョウがちょっとの時間で3個体見つかるんだからけっこう個体数がいるということですね。
このまま台風が来なければしばらくは楽しめると思います。

水温は26.4~27.4度。
時々25.8度とかありますが、平均して上昇しました。

先週の大潮の終わりから15日にかけての夜に2回ほど海から生臭い匂いが漂ってきました。
何かが産卵したようです。
しかし、波打ち際には何もなし。
いったい何だろう??


5/10撮影、カスリヘビギンポ(オス)の婚姻色。
写真には写っていませんがメスがそばにいて、このオスはヒレを全開してアピールしていました。
しばらく観察を続けるとお腹同士をくっつけたりしてもメスが逃げなかったので、カップル成立したのでしょう。
今まで何度もカスリヘビギンポの求愛行動を見てきましたが、ほとんどがフラれてしまっていました。
メス、厳しいなぁ~!!(笑)


5/27の船上風景。
みなさん、いつもいつも、ありがとうございます。
10月も楽しみにお待ちしております。


5/17撮影、稀少なオナガエイ(全長2.5m以上)のペア。
愛し合っている感じでしたぁ~!!
4~6月頃は稀少な大物に遭遇する機会があります。

さて、明日からガイド再開です。
熱帯低気圧の予報も心配ですが、それを除けば今のところしばらく大丈夫そうですね。
明日から頑張ります!!

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