みなさん、お疲れ様です。
今日は休みのはずでしたが2日前に急に予約してくれた常連さん2名がいたため午前中はガイドしてきました。午後は予定していた漆喰作業をやらずに獅子舞の衣の原料である『ウー』を探しに一人で座間味の北側のあるビーチに行ってきました。ここ数年間、獅子ガナシ(ガナシとは様、つまり直訳では獅子様)の衣(毛)が抜け落ちてスカスカになっていました。BPは阿嘉青年会会長になる前からこれをどうにか復元しなければいけない思っていて島の先輩方、オジイやオバアに聞き込み調査をしてきました。問題は原料である『ウー』がこの座間味村内に自生しているのか?でした。今日、休みを使って一人探しに出かけたわけです。
浅所に船を止めて遠浅のリーフを泳ぎビーチに上陸するとアダンをはじめとする亜熱帯性海浜植物がビッシリと群生していました。岩によじ登って見渡すと海浜植物群落の中になんとバナナの木にそっくりの立派な『ウー』が自生していました。BPは嬉しくなって密林のジャングルに入り込み『ウー』の根元まで行ってきました。あまりの大きさにこれを運搬することがかなり大変であることが想像できました。今年の獅子舞には間に合いそうにありませんが冬場に青年会のメンバーみんなで『ウー』を採ってきて加工することになりそうです。とても神聖な獅子ガナシを阿嘉青年会のメンバーや先輩たちオジイやオバアの力で元に状態に復元するプロジェクトを成功させたいです!
前浜のツバメウオたち。ばらばらになって捕食行動をしている時とこのようにまとまってホバーリングしている時があります。クリーニングステーションの根がすぐ下にあり交代交代でホンソメワケベラによるクリーニングを受けています。
30mmほどのカエルアンコウの一種です。海草にくっついていました。毎年4月~6月頃はカエルアンコウygが見つかり楽しいです。7月以降も全身オレンジ色のカエルアンコウygが見つかります。今年も見つかるかなぁ?この写真の個体はもしかしてハナオコゼyg?が何らかの原因で着底してしまった?のかも?
前の個体とそっくりの模様ですが別個体です。これは20mmくらいのちびっ子です。かわい~!全身白い個体のカエルアンコウygも見つけましたがそれは現在行方不明。これもハナオコゼygなのかなぁ??
本日午前中のダイビングでコブシメの産卵を確認しました。コブシメの産卵は梅雨時期までが旬で7月8月も産卵は見れることがありますが稀なことです。
7月8月のご予約をお待ちしております。