みなさん、お疲れ様です。
今日から一変してしとしとと雨が降っています。朝から保全活動に参加してきました。BPは2本潜ってオニヒトデ3個体、レイシガイ合計64個採取。
サンゴが死滅した部分には藻類が繁殖しておりサンゴの卵が着生しにくい状況になっています。レイシガイやオニヒトデを採取するだけでなく草食性の生物を増やす活動をしなければならないとだいぶ前から思っています。草食性生物を増やすことによって海底の藻類(海草や岩海苔のような藻類)が綺麗に除去される部分が増えて、そこにサンゴが好んで着生するのです。これからは草食性生物の養殖と放流による保全活動をやる必要があると痛感しています。今年の正月頃に臨海研究所の所長と話をする機会がありこの件を提案するとた所長はたいへん喜んで賛成してくれました。なんとか実現したいのですがこれにはまだいくつかの難関があります。ハードルを超えられるか頑張ってみます!
ナデシコカクレエビが住む左端のサンゴに隣接して通称ワライホヤたちが笑顔で並んでいました。
被災者たちが避難場所を出なければいけなくなり転々としている現状を知り心が痛みました。
一日も早く被災者たちの生活が落ち着き明るい話題にあふれた日本になるといいなぁ。
これから会議に行ってきます!