みなさん、お疲れ様です。
台風6号の次は台風7号が八重山と台湾の間を通過中です。明日いっぱいは大シケでしょう。
今日は結局昨日よりも風が強くてダイビングが中止は当たり前で残っていた2名のお客さんも来たフェリーで帰りました。よくもこんな強風と高波の中、阿嘉新港に入港できたなぁ、と感心するほどでした。明日は全便欠航するでしょう。
お客さんの見送りをしてから午後は船揚げ大会でした。BPの船(太悟丸)も無事陸揚げできました。
今日と明日到着するはずのお客さんからも次々とキャンセルの連絡が入りました。キャンセルしなくてはいけなくなってしまったお客さんたちはまたこれに懲りず日程を再検討してくださることを願っています。
今日も潜っていないのでここ最近の映像をお魅せいたします。
『そんなに見つめられたら困っちゃうもん。』
アムロ東(ウフタマ)のどうぞ見てください、というくらい簡単に見つかるところに生息している彼はシャコの一種です。もう1箇所別のポイントで本種が見れるところをBPは知っています。Lysiosquilloides sp(学名なのに斜体文字じゃなくってごめんなさい)でしょう。巣穴が独特で自分の粘液と砂を混ぜて半球型のドームを作り中心に自分の顔がギリギリ出る穴を作っています。巣穴をいじると引越ししてしまいますのでさわらないように気をつけてください。
『どうだい綺麗でしょ!撮るならちゃんと撮ってよ』
あるところの30m台前半という浅所に生息しているフチドリハナダイygです。いるときは4~5個体います。なぜか1匹もいないときがあるんだよなぁ。何でだろう~何でだろう~。色温度調整をしたライトで照らすとフチドリハナダイの美しい色彩美が楽しめますよ。尾びれの黄色はもちろん細部にわたって見てください。その美しさはこの写真では再現されていません。見たら驚きです。ここは秘密の場所なので掲示板やブログのコメントにはポイント名とかを書かないで下さいね。
『穴に隠れちゃおうっと!でもなんか気になるなぁ。』
撮影しながら距離をつめていくと穴に入ってしまいます。待っていると穴から顔を出してまるでジョーフィッシュのようにしています。深場のハナダイ類の個体数が少ない慶良間においては30m台前半という浅所で高確率で見られるのは貴重なポイントです。みなさんも逢いに来てください。